入院×入院×入院
先月初めの頃
12月に買った車が
三度目の入院から戻ってきた
中古とはいえ これじゃー金がかかってしょーがない
来週には 猫娘達の入院(避妊)が決まっている
まったくもって 金がかかってしょーがない
そんな折
僕の手術、入院が決定的となった
か か 金がぁぁぁ・・・・
・・・・・・・・
っと
大袈裟に書き殴ってはみたが
入院といっても 実は一泊だけなのだ
これまで大きなケガも病気も無く
ひ弱な見た目とは 裏腹に体だけは丈夫だった俺
手術、入院と聞いて 不安を感じるどころか
気持ちが高揚してくるのは 何故だ?
手術と言われ ワクワク感が止まらないなんて
これってナニか 他の病気?だろうか???
手術までの数週間は 慌ただしく過ぎてゆく
たかが一日の入院というだけで 気持ちが落ち着かないとは
実に小心物である
3月某日
車に積みっぱなしだった ワカサギ釣りの道具を降ろす
結局今シーズンは 準備だけで使わず仕舞い
ワカサギには一度も行けんかった・・てか
今年は まだ初釣りさえ行ってないんだった
部屋に戻り ルアーと竿を持ち川へと車を走らせる
水温5℃ なんとかなるべっと
二ヶ所程ポイントをさぐってみるがアタリは皆無
そのまま釣り続ける気にもなれず
早くも飽きてきた俺は 雪の上に寝そべり
昔の事を思い出していた
ある年の早春 自分が まだ若かった頃
川の合流点で ルアーを投げていた
こんな時期に こんなところで釣りをしたって
何も釣れない事は 分かりきっていたが
毎日が退屈で、つまらなくて、寂しくて
ムシャクシャした気持ちを晴らそうと
只 それだけのためルアーを投げていたんだ
当然 何も釣れるわけも無く その日は帰路についたが
あくる日のラジオで
その場所で二人の釣氏が流され 亡くなった事を知る
二人とは知り合いでこそなかったが
シーズン中 釣り場で よく顔あわせる人たちだった
こんな時期に こんなところで釣りをしたって 何も釣れない事は分かりきっていた
俺が釣りしているのを見て入ってきちまったんだ
密かに釣れてるんだと思い・・入ってきちまったんだろう
背中を冷たい汗が流れる
封印していた思い出
陰惨な気持ちが蘇える
早春の釣りは・・・嫌いだ
3月某日
生まれて初めて税務署に行く
いくらかお金が戻ってくるかもしれないのだ
税務署の人に あれこれ聞きながら申告を済ませる
(まあ ほとんど やって貰ったようなものですが)
想像していたよりも遥かに少ないが
ほんのちょっとだけ お金が戻ってくる様だ
微々たる物だが 金の無い時だ
助かる
これで飯代ぐらいにはなるだろう
↑
本当に少なかった
3月某日
一日入院というのは 俺の勘違い、思い込みで
実は 2日間のお泊りだと気づく
しかも病室は個室を希望していたはずが一般病室となっていた
ああ 我ながら‘俺という男はどうしてこう油断がならんのだ”
3月某日
入院前夜
CDJ新色入荷の情報が入る
・・・・
くー
金がぁぁぁ~
初めての入院につづくー
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