鮭釣顛末記 3

twilight

2010年10月10日 07:30


 釣り場などで 


よくサケのメスを「女の子」と表現するけれど・・・


こと サケに関しては・・・


「ぼくゎー 熟女の方が 好きだー」





だってぇ・・・ハラ パンパンでしょ・・・
 




 車中泊の準備をし 9月某日 


今シーズン 3度目となる鮭釣りへ


早朝 3時 暗闇の中 浮きルアーを投げるが まったく無反応


周りも 釣れていないようだった


一旦釣りを止め 海岸に座り明るくなるのを待つ


周りは あいかわらず釣れていないようだが


明るくなってきた 4時過ぎ釣り再開


すると なんと一投目で ヒット


本日のトップバッターである


喜んで サカナを寄せているその時 


突然 ガッシャンという音と衝撃・・・ 


俺のロットにルアーが絡まる?っと同時に背後から


「あーっ まったくっ」という怒りの声???


振り返ると 俺の背後から投げ込んだうえ


ロットを直撃させた馬鹿おやじが立っていた  


おい 普通あやまるとこだろっと思う間もなく馬鹿おやじ


俺のロットの中央付近を むんずと掴むとぐいっと引き寄せ


「ああー、おら~バレた バレた~」とかん高い声をだす


もちろんサケは ついたままである


俺 「おい やめろ折れるって・・・」


すると手を離した馬鹿おやじ 


今度は ガツン・ガツンと自分の竿を激しく煽りだした


あらぬ方向に曲がる俺のロット


俺 「折れるって、ちょっと やめて やめてって・・・」


・・・・ばつっ


ロットは 折れなかったが ラインがきれた・・・・


っと同時に僕の中でも・・・何かが・・切れた・




俺 「 !!  ! !」




固まって身動き一つしない 馬鹿おやじ


寝ぼけてるのか? 本物の馬鹿なのか??? さっきまでの態度はなんなのだ


 ったく

 


怒りは治まらないが そこは オ・ト・ナ・・・



ぐぅっ~~っと堪えて 仕掛けを直すため一旦あがる




こたこたに曲げられたガイドを 壊さないよう慎重に修正する


ブランクにもしっかりキズがはいってる・・・大丈夫かなぁ・・・


安物とはいえ 今年 新調したばかりである・・・なんとも虚しい



ロットを直すと 新たに浮きルアーをセットし


さあ 本日2度目の釣り再開


すると またしても一投目でヒット!


小振りのメスが あがった


続く 2投目・3投目も連続でヒットするが どちらも残念ながらライン・ブレーク


ラインも痛んでいたんだろう・・・数メートル ライン捨て結びなおす


その後 9時過ぎまでに ヒットとバラしを繰り返しながらも


なんとか6本のサケをあげるが 


さすがに疲れた


サカナを片付けがてら車に戻り休憩する


しばらく休んだ後


残り少なくなった エサを補充するため釣具屋に走り


ついでに自分も食事をすませる




 13時 釣り場に戻ると


人は だいぶ減っていたが サカナは まだ寄っている


再び 釣り始めるが 喰いが 悪い・・・


少し 波があがってきた 15時過ぎまでガンバルが


昼からは4本だけで終漁となりました


それでも朝のとあわせると合計10本


80ℓのクーラーは ほぼ満杯・・・


かなり迷ったが 車中泊をやめ 今回は帰る事にする







 今年もやっと鮭釣りらしい釣りが出来た!と満足の一日でした
     
      (勿論 朝の馬鹿おやじの事を除けば・・である)



サケ釣り 毎年定番の昼飯「カニ飯」 

カレーライスのみたいに蟹の身がかかってます

今年も美味しく頂きました


                                         では

関連記事